【旅行・祭好き必見】マルタのノッテ・ビアンカとは?

ノッテ・ビアンカとは、日本語で「白夜祭」を意味する芸術・文化の祭典で、近年では世界の様々な都市で行われています。ロシアやフランス、最近では日本の京都でも開催され話題のイベントです。その中でも今回は、「国民が一番盛り上がる」と言われるマルタのノッテ・ビアンカについて深堀りしていきます!

「ノッテ・ビアンカ」はどんなお祭り?名前の由来は?

「ノッテ・ビアンカ」はイタリア語で、日本語訳すると「白夜祭」という意味ですが、実際に白夜に行われるというわけではありません。このお祭りはバーやレストラン、美術館が夜通しでオープンして行われるため、「夜でも明るい」という意味から名付けられました。

マルタのノッテ・ビアンカは、首都バレッタで毎年10月の第1週目の土&日曜日に開催されます。

そして魅力的なのが、このイベントは無料で一般公開されているということ。宮殿や美術館を無料で訪れることができるのは、旅行者にとっては有り難いですよね。せっかくマルタを訪れるなら、マルタのカジノでポーカーを楽しんだりしてナイトライフをめいいっぱい充実させようではないですか。(その前に有名なオンラインポーカー、ポーカースターズでオンラインで練習するもよし!)

イベント内容や交通情報

ノッテ・ビアンカが初めて開催されたのは2006年。このイベントの主催者は、地元のアーティスト達に作品を披露する機会を設けることを目的として開催しています。

ノッテ・ビアンカの期間中は、バレッタの街並みがライトアップされ、ヴァレッタシティゲートから聖エルモ砦までの街中の通りや広場が野外公演場として使用されます。そして、数多くのアーティストが参加し、音楽、ダンス、演劇、視覚芸術、デジタルアートを味わうことが出来ます。

冒頭でもお話したように、マルタ国民が1年で一番盛り上がるお祭りであるため、混雑には十分な注意が必要。なんと以前は、居住者でない限りバレッタ市の道路は午後5時以降閉鎖され、イベント訪問者はシティゲートを使用して市内に入る必要がありました。

今では来場者用シャトルバスも早朝から運行され、船もスリーマからマルサムゼット、バレッタまで、そしてスリーシティーズからラスカリス、バレッタまでが往復運行されています。とはいっても、かなりの混雑が予想されるので、事前にタクシーの予約を行ったり時間に余裕を持ってバスを利用することをオススメします。

文化や芸術という、言葉を超えた芸能に触れられるこのイベント。実際にノッテ・ビアンカに参加して、日本とは違った祭の雰囲気を肌で感じてみてください!

7 Apr 2021